AIプロンプトガイド

"プロンプト"という語句は、AIに「これは何ですか」と質問する言葉、または「これをしてください」というリクエスト」を入力する言葉を記入する場所です。

このガイドでは、AIとの対話をよりスムーズで効果的にするため、メニューを選択し答えていく形式を取っています。左の「メニュー」から各セクションにジャンプしたり、スクロールして読み進めることができます。プロンプトの質を高め、その能力を最大限に引き出しましょう。

良いプロンプトの基本:4つの要素

優れたプロンプトは、これらの要素を組み合わせることで作られます。各要素をクリックすると、AIへの指示がどのように具体的になるかを確認できます。

1. 役割 (Role)

AIに特定の専門家やキャラクターになりきってもらいます。
例: 「あなたはプロの編集者です」

2. 文脈 (Context)

背景情報や目的を伝えます。
例: 「小学生向けのプレゼン資料を作成中です」

3. 指示 (Instruction)

具体的に何をしてほしいかを明確に伝えます。
例: 「アイデアを5つ出してください」

4. 形式 (Format)

出力形式を指定します。
例: 「箇条書きで」「マークダウン形式で」

ケース別ポイントと実例

日常の様々な場面でAIを活用するための具体的なプロンプト例です。知りたいケースのカードをクリックして、詳細なポイントと実例を確認してください。

データ活用のためのアドバイス

ファイルやデータをアップロードしてAIに分析を依頼する際には、少しの工夫で精度が大きく向上します。ここでは、そのための5つの重要なポイントを紹介します。

1. データの内容を明確に伝える

そのファイルが何であるか、どのようなデータが含まれているかを最初に説明します。
実例: 「添付したCSVファイルは店舗の売上データです。A列は日付、B列は商品カテゴリー、C列は売上金額です。」

2. 具体的なタスクを指示する

アップロードしたデータを使って「何をしてほしいか」を明確にします。
実例: 「このデータから商品カテゴリー別の合計売上を計算し、降順で表示してください。」

3. 対象範囲や条件を指定する

データの一部だけを対象にしたい場合や、特定の条件で処理したい場合に指定します。
実例: 「議事録の中からAさんの発言箇所のみを抜き出して、要約してください。」

4. 出力形式を指定する

分析結果や処理結果をどのような形式で返してほしいかを具体的に指示します。
実例: 「結果をマークダウンの表形式で出力し、考察を3行程度加えてください。」

5. 画像をアップロードする場合

画像に何が写っているかを説明し、何をしてほしいかを明確にします。
実例: 「会議室のホワイトボードの写真です。書かれているテキストをすべて書き起こしてください。」

プロンプトビルダー

ここで学んだ「4つの要素」を使って、実際にプロンプトを作成してみましょう。各項目を埋めて「生成」ボタンを押すと、下に完成したプロンプトが表示されます。

上の項目を入力して「生成」ボタンを押してください。